顔なじみ認識 (Beta)
「顔なじみ認識」は、高度なインテリジェンスにより、お客様が名前を登録した人物をカメラが認識した際に名前を表示してアラート通知を送信する機能です (例:「玄関で人物が検知されました」ではなく「玄関でお母さんが検知されました」と表示します)。本機能は、継続して使用することで、お客様が名前を登録した友人や家族、よく訪れる人物の学習が進み、認識精度が向上します。また、登録人物ごとにアラート通知のオン/オフを設定できるため、必要な通知のみを受け取れるようになります。
利用条件・要件
「顔なじみ認識」は、2K/4K対応デバイスおよび一部のHD 1080p対応デバイスでご利用いただけます。
- 本機能に対応している1080p HDデバイス: Video Doorbell 4、Battery Doorbell、Battery Doorbell Plus、Indoor Cam、Indoor Cam (第2世代)、Indoor Cam Plus、Pan-Tilt Indoor Cam、Outdoor Cam Plus、Stick Up Cam (第3世代)、Spotlight Cam Plus Battery
- 「顔なじみ認識」は、ビデオエンドツーエンド暗号化 (E2EE) と併用できません。
ビデオエンドツーエンド暗号化 (E2EE) については、こちらをご覧ください。
認識精度について
「顔なじみ認識」は、以下の要因により認識精度が低下することがあります。
- カメラとの距離:照明などの条件によって異なりますが、高解像度カメラ (2K/4K) では約3〜4m、通常の1080p HDカメラでは約2mの範囲で人物を認識します。
- デバイスを設置する高さ:ドアベルを地面から1.2mの高さに設置することをお勧めします。それより高い位置に取り付けると認識範囲が制限され、カメラに十分近づいた人物のみを認識します。
- 顔の一部が隠れている:マスク、サングラス、ヘルメット、その他のアクセサリーにより顔の特徴が隠れていると、認識精度が低下します。
- 照明条件が悪い:光量が少ない場合や明暗差が大きい場合は、認識精度が低下します。認識精度は、日中の明るい環境でより安定しやすくなります。
- 人物の動き方:速く動いたり、カメラの視野を横切る人は認識されにくく、カメラに向かって歩く動きが最も認識されやすくなります。
「顔なじみ認識」の設定・使用方法
カメラが顔を検知すると、その人物の画像を撮影して「顔なじみ認識」の一覧に追加します。
- 顔なじみ認識の「人物を管理」から名前を登録すると、登録された名前がアラート通知やタイムライン、イベント履歴に表示されるようになります。
- 「顔なじみ認識」を設定・管理できるのは、Ringアカウントの所有者のみです。
- 共有ユーザーは、アラート通知受信時に「顔なじみ認識」で登録されている名前を確認できますが、機能を管理することはできません。
重要な注意事項:「顔なじみ認識」は、顔を認識することにより人物を識別し、お客様が名前を登録した人物について名前を表示してお知らせする (アラート通知、タイムライン、イベント履歴) 機能です。本機能を使用する際には、顔データが処理されることを訪問者に事前に知らせておくことを推奨します。また、お客様は、当社が訪問者から収集した個人データを保存、処理、複製および使用することを許可および指示します。お客様は、適用される法令を確認および遵守する責任を負います。
「顔なじみ認識」を有効にする
「顔なじみ認識」は初期設定では無効になっており、Ringデバイスごとに有効/無効を切り替えることができます。新しくセットアップしたデバイスでも本機能を使用する場合は、個別に有効化が必要です。
Ringアプリで「顔なじみ認識」を有効にする方法:
- Ringアプリを開き、メインダッシュボードに移動します。
- メニュー (☰)をタップします。
- 「AI機能」をタップします。
- 画面に表示された内容を確認し、AI機能の使用に同意します。
- 「すべてオン」をタップしてすべてのデバイスで機能を有効にするか、「顔なじみ認識」のトグルをオンにして有効にします。
- 「人物を管理」をタップして「顔なじみ認識」の一覧を表示します。
- 「顔なじみ認識」の一覧の右上にある歯車アイコンをタップして機能を有効にするデバイスを管理します。
「顔なじみ認識」で人物を追加・登録する
「顔なじみ認識」を有効にすると、カメラの撮影範囲内で顔が鮮明に確認できる人物を自動的に検知し、「顔なじみ認識」の一覧に追加します。お客様は、以下の方法で名前を登録することができます。
- 顔なじみ認識の一覧:名前が未登録のプロフィールを確認し、登録したい人物に名前を追加します。
- イベント履歴/タイムライン内のビデオ:顔が検知されたビデオを確認し、「名前を登録」を選択します。
「顔なじみ認識」の一覧から名前を登録する方法:
- メニュー (☰)をタップします。
- 左上の「☰ メニュー」をタップします。
- 「AI機能」をタップします。
- 「顔なじみ認識」欄で「人物を管理」をタップします。
- 名前を登録したい人物を選択します。
- 「名前を登録」をタップして名前を入力します。
「顔なじみ認識」で登録済の人物を統合する
重複した同一人物のプロフィールを一覧から統合する方法:
- 「顔なじみ認識」の一覧でプロフィールを選択します。
- 「名前を登録」をタップして、名前を入力します。
- 入力すると、「顔なじみ認識」に登録済の人物が表示されます。
- 統合する登録済の人物のプロフィールを選択します。
- 画面に表示された内容を確認し、プロフィールの統合を確定します。
プロフィール統合後、顔認識に最適な画像が自動で選択されます。
プロフィールの写真を管理する
プロフィール内の写真を削除・整理することで認識精度を安定させることができます。同一の写真に複数の人物が映っている場合などに役立ちます。
「顔なじみ認識」の一覧から顔写真を管理する方法:
- 「顔なじみ認識」の一覧でプロフィールを選択します。
- 鉛筆アイコンをタップして、整理したい写真を選択します。
- 写真を選択したら、「これは[人物の名前]ではありません」をタップします。
その他の操作:
- 名前を登録:タップして登録済みのプロフィールに写真を移動するか、新しいプロフィールを作成できます。
- プロフィールから削除:写真を削除できます。
「顔なじみ認識」に登録済の人物を削除する
「顔なじみ認識」の一覧が整理された状態を保ち、新しい人物の登録枠を確保しましょう。一覧のプロフィールはいつでも削除できます。プロフィールの数が上限の50件に達している場合、既存のプロフィールを削除することで、新しい人物を追加できるようになります。
「顔なじみ認識」の登録人物を一覧から削除する方法:
- 「顔なじみ認識」の一覧でプロフィールを選択します。
- 右上のゴミ箱アイコンをタップします。
削除が完了すると、プロフィール、顔認識情報、顔認識に使用されていたすべての画像が削除されます。削除した人物が再度検知されても、アラート通知やイベントに名前は表示されません。
「顔なじみ認識」のアラート通知を管理する
「顔なじみ認識」では、登録済の人物ごとにアラート通知の設定を変更できます。通知をオンにして誰が訪問してきたのかを確認したり、通知をオフにして不要なアラート通知を減らすことができます。
Ringアプリで「顔なじみ認識」のアラート通知を管理する方法:
- Ringアプリを開き、メインダッシュボードに移動します。
- メニュー (☰)をタップします。
- 「AI機能」をタップします。
- 「顔なじみ認識」欄で「人物を管理」をタップします。
- 対象人物のアラートをオンにします。
アラート通知がオンの場合: 人物を検知すると、その人物の名前と検知したRingカメラの名前が表示されたアラート通知を送信します (「玄関でお母さんが検知されました」など)。
アラート通知がオフの場合: アラート通知は送信しません。ただし、イベントはイベント履歴とタイムラインに人物の名前が表示された状態で保存されます。
人物を認識できない場合: 距離、照度、角度の影響で人物を認識できない場合は、人物アラートが送信されます。また、アラート通知をオフに設定している登録済の人物が検知・認識された場合にも、人物アラートが送信されることがあります。
顔認識の精度は条件によって異なり、誤認識が発生する恐れがあります。セキュリティ向上と重要なイベントの見逃し防止のために、すべての人物についてアラート通知をオンにすることをお勧めします。複数人が映っている場合は、「顔なじみ認識」でアラート通知をオンに設定している登録済みの人物を検知した時にアラート通知を1件のみ送信します。
- 数秒後に別の人物が映っても、追加のアラート通知は送信されません。
- 最初に認識された「顔なじみ認識」の登録済の人物の名前のみがアラート通知に表示されます。その他の登録済の人物は、イベント履歴やタイムラインの詳細で確認できます。
「顔なじみ認識」でビデオを絞り込む
「顔なじみ認識」に登録された人物が検知されたビデオを、イベント履歴から検索することができます。Ringアプリで「顔なじみ認識」を使用してビデオを絞り込む方法:
- ダッシュボード画面から「履歴」タイルをタップします。
- 「人物」フィルターをタップします。
- 絞り込みたい登録済の人物を1つ以上選択してビデオを絞り込みます。
複数のフィルターを組み合わせて、検索結果をさらに絞り込むことも可能です。
「スマートアラート」および「顔なじみ認識」
「顔なじみ認識」を有効にすると、人物の検知・認識に必要な「スマートアラート」も自動的に有効になります。「スマートアラート」の設定を変更すると、「顔なじみ認識」機能の動作に影響します。
スマートアラートの人物録画がオフの場合:「顔なじみ認識」による人物の識別や顔認識をせず、人物に関連するアラート通知も送信しません。
スマートアラートの人物アラートがオフの場合:ビデオに映る登録済の人物の顔認識は可能ですが、人物検知時のアラート通知は送信されません。認識された顔は、イベント履歴とタイムラインで確認できます。「顔なじみ認識」の一覧のプロフィールおよび顔認識情報は、Ringデバイスではなくクラウド上に暗号化されて保存されます。
顔なじみ認識の一覧
- デバイスをリセットまたは譲渡しても、プロフィールや顔認識情報は引き継がれません。
- プロフィールが50件に達すると、「最大人数に達しました: 新しい人を登録するには、既存のプロフィールを削除してください」と表示されます。
- 名前が未登録のプロフィールは、その人物が30日間検知・認識されないと自動的に削除されます。
- 全ての登録済みのプロフィールと顔認識情報は、その人物が180日間検知・認識されない場合に自動的に削除されます。
本機能を含むRingサブスクリプションをキャンセルした場合:
- デバイスは人物の認識を停止し、新しいプロフィールを追加できなくなります。また、イベント履歴からの検索は行えません。既存のプロフィールの確認・削除は引き続き可能です。
- サブスクリプションに再登録すると、保存されている既存のプロフィールを利用した人物認識が再度可能になります。
安全性と信頼性を備えたAI技術・開発への取り組み
Ringは、設計、開発、導入、運用の各段階を通じて、安心して利用できるAI/スマートな製品・機能の構築・提供に努めています。「顔なじみ認識」機能のより正確かつ公平な人物認識の実現に向けて、性別、人種、年齢、外見の違いなど多様な属性でモデルの検証を行っています。認識結果は条件により異なる場合があり、誤認識が発生することもあります。Ringは、今後も性能向上に向けてテクノロジーの継続的な改善に取り組んでいきます。
