Ringドアベルまたはセキュリティカメラのバッテリーの消耗が早い場合の対処法

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Ringデバイスのバッテリーは、通常の使用環境下であれば、一度の充電で数ヶ月間使用できるように設計されています。ただし、バッテリーの実際の持続時間は、お住まいの地域の天候、イベントの記録数、起動頻度、wifiの接続状況など、ご家庭の環境要因に左右されます。

本記事では、バッテリーの充電頻度が高くなる原因と、デバイスのバッテリー持続時間を最大限に延ばすための簡単な対処法について説明します。

考えられる原因

お住まいの地域の天候

リチウムポリマーバッテリーは気温が5°C以下になると、バッテリー残量が低下しやすくなります。そのため、気温5°C以下の環境下では、Ringデバイスをより頻繁に充電する必要があります。 

気温が上がり、0°Cよりも高い温度が保たれると、バッテリーの性能は正常な状態に戻ります。

アクティビティが多い

Ringデバイスで記録されるイベント数が多いほど、バッテリーの消費量も増えます。またライブ映像を頻繁に利用すると、バッテリーの消耗が早くなることがあります。

デバイスでイベントが頻繁に記録されている場合、バッテリーの充電頻度が高くなる傾向にあります。 

アクティビティの通知数を抑える対策として、「モーション検知の設定」を低感度に調整する、特定のエリアを検知ゾーンから除外する、「モーション検知の頻度」を「定期的」または「一定の間隔」に変更する、モーション検知がされにくいエリアにRingデバイスを向ける、などの方法が挙げられます。

wifiの接続不良 

Ringドアベルまたはセキュリティカメラのバッテリーの消耗が早い場合、wifiの接続不良が原因である可能性があります。接続不良が起きると、ドアベルやカメラがwifiの接続と切断を頻繁に繰り返し、結果として、バッテリーの消耗を早めてしまいます。

wifi接続不良によるデバイスの不具合

wifiの電波が弱い、または障害物により電波が遮られている場合、次のような不具合を起こすことがあります。

  • デバイスがwifiから切断され、再接続できない
  • 音質または画質の低下、あるいは歪みが生じる
  • 通知が遅れる
  • モーションイベントが記録・表示されない
  • ライブ映像に接続できない

バッテリー消耗が早い場合の対処法

Ringアプリで対象デバイスの電源の設定に移動すると、「スナップショットの撮影」や「高度なモーション検知」などのオプション機能が、バッテリー消耗の原因になっていないかどうかを確認できます。

「Power Settings (電源の設定)」を確認するには、Ringアプリを開きます。

  • デバイス
    をタップします
  • 確認するデバイス (ドアベルまたはセキュリティカメラ) をタップします
  • Power Settings (電源の設定)
    タイルをタップします
    • バッテリーの状態: バッテリー残量
      をパーセント表示で確認できます
    • Feature Power Usage (機能別の電力消費量)
       
      • 機能名の右側にある小さな矢印をタップします   
      • メイン画面に戻るには、左上の「<」記号をタップします
      • 次の項目を確認できます
        • スナップショットの撮影
        • 高度なモーション検知
        • Video Recording Length (録画時間の設定)

また、Ringアプリでモーション検知の設定に移動すると、モーション検知の頻度を不必要に高めるような設定になっていないかどうかを確認できます。 

  • デバイス
    をタップします
    • 確認するドアベルまたはセキュリティカメラを選択します
  • モーション検知の設定
    をタップします
  • オプションを選択します
    • モーションアラートが多すぎる。
    • イベントが記録・表示されない。
    • 現状でも良好であるが、もっと良くしたい。

wifi接続に関する問題: 簡単な対処法

上記の方法でデバイスのバッテリー持続時間が改善されない場合、wifi接続に問題がある可能性があります。

次の方法で接続状況を改善することができます。

ルーターの再起動

最も簡単かつ効果的な解決策のため、最初に試してみてください。まず、ルーターの電源プラグを抜いて電源を切り、30秒間待ちます。ルーターの電源プラグを再び差し込み、起動するまで約30秒~1分間待ちます。Ringデバイスが自動的にwifiネットワークに再接続されるはずです。

ルーターとRingデバイス間にある障害物を取り除く

特定の建築材料や家庭にある身近なものが障害となり、wifiの届く範囲が狭くなる、電波が乱れる、電波が障害物に遮られる、などの問題が生じることがあります。接続状況に影響を与える主な障害物として、頑丈な壁、コンクリート、レンガ、金属、スタッコ、水槽、本棚、大型ミラー、スライド式ガラス扉、テレビ、ゲーム機、ベビーモニター、スマート家電、などが挙げられます。

wifi電波が妨げられないような場所にルーターを配置すると、障害物の影響を受けにくくなり、Ringデバイスがより安定した通信環境を確保できるようになります。ルーターを家具の裏に配置したり、クローゼットやキャビネットの中に入れて設置すると、電波が弱くなる可能性が高くなります。ルーターをソファーの裏やクローゼットの中に設置しており、かつRingデバイスがwifiから切断される、電波が弱いなどの問題が継続して発生している場合は、ルーターの設置場所を変更することが効果的な解決策となります。 

wifinoise_couch.gif
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ルーターをソファーの裏から移動する
ルーターをクローゼットの外に移動する

ルーターとRingデバイスを近づけて設置

可能であれば、ルーターまたはRingデバイスを移動させて、両端末を近づけるように設置します。1メートルほど移動させるだけでも、接続状況が改善することがあります。また、ルーターを床から1メートルほど高く設置したり、周囲に障害物の少ないエリアに移動させたりすると、安定した電波が届きやすくなります。Ring Stick Up Camなど、移動可能なセキュリティカメラをお使いの場合は、カメラをルーター付近に移動させてみてください。

ルーターの交換

同じルーターを4年以上使用している場合は、ルーター本体の交換を検討してください。同じルーターを長年使用していると、通信速度の低下や正常に動作しないなどの不具合を起こす可能性があります。

wifiの電波強度は、Ringアプリで確認できます。

上記の対処法をすべて試しても問題が解決しない場合は、wifiルーターのチャンネルを変更してみてください。 

Ringデバイスを有線接続する

あらゆる種類のバッテリー問題への対策の一つは、Ringドアベルを既存のドアベルの配線と低電圧変圧器に接続することです。有線接続にすることで、Ringデバイスを充電する手間を省くことができます。

5か月前に更新