Ringデバイスのwifi信号強度を確認する
本記事では、RingアプリでRingデバイスのwifi信号強度 (RSSI) を確認する方法を紹介します。
wifi信号強度を確認する方法:
- Ringアプリを開きます。
- メニュー (☰)をタップします。
- デバイスをタップし、wifi信号強度を確認したいRingデバイスを選択します。
- デバイスの状態(四角のタイル) をタップします。
- ネットワーク欄で、信号の強さを確認します。
- RSSI値が緑色で表示されている場合、デバイスは強い信号を受信しています。グレー、オレンジ、赤色の場合は、信号強度が中から弱の状態になっている可能性があります。
- 「RSSI-」以降の数値が大きいほど、信号が弱いことを示します。
- たとえば、RSSI値が「RSSI-36」のデバイスは、「RSSI-64」のデバイスよりも強い信号を受信しています。
確認事項
役立つヒント: Ringビデオドアベルやセキュリティカメラは、モバイル端末のホットスポット (インターネット共有) 機能ではなく、自宅のwifiネットワークに接続して使用することを前提に設計されています。wifiネットワークの代わりにモバイルホットスポット機能を使用すると、デバイスのセットアップが正常に完了できないことや、正常に完了してもwifiから頻繁に切断されてしまう可能性があります。
wifi信号強度が低下する原因
物理的な障害物
障害物の素材により、wifi電波の届く範囲が狭くなったり、電波干渉を受けたりすることがあります。ルーターとRingデバイス間に以下のようなものがある場合は、wifi信号強度の低下につながる可能性があります。
- コンクリート、レンガ、金属などの頑丈な素材で作られた壁や床
- 水槽、本棚、鏡などの大型家具
- 大きなガラス窓
- 家電製品などの大型金属製品
家庭用電気・電子機器
テレビ、ゲーム機、携帯電話、タブレット、コンピューター、スマート家電、ベビーモニター、その他の家庭用電気・電子機器がすべて同じwifiルーターやアクセスポイントに接続されている場合、それぞれが同時に電波を奪い合い (割り当てられる電波に限りがあるため)、Ringデバイスの動作に影響を与えることがあります。
競合するwifiネットワーク
住宅が密集している地域や集合住宅にお住まいの場合は、複数のwifiネットワークが重なり合い、干渉などの問題が発生する可能性があります。ルーターのチャンネル変更などによる電波干渉問題の軽減または防止方法については、ご利用のインターネットサービスプロバイダーに問い合わせるか、ルーターの取扱説明書を参照してください。
試したい対処法
今すぐできるwifi信号強度の改善方法
ルーターを家具の後ろから移動させて設置する | ルーターを収納棚の中から出して設置する |
wifi接続に関するその他のトラブルシューティング
- 可能であれば、ルーターの設置場所を変更するか、Ringデバイスをルーターの近くに移動させてみてください。ルーターとRingデバイス間の推奨距離は6m未満です。
- wifiルーターに方向調整が可能なアンテナが搭載されている場合は、方向を変更しながら信号強度が改善するか試してみてください。
- 数年以上同じルーターをお使いの場合は、新しいルーターへの買い替えを検討してみてください。
- お使いのルーターからRingデバイスまでの通信経路を確認してください。両者間の通信経路の途中に大きな障害物 (金属製の大型電化製品/ガラス製の水槽など) がある場合は、それらを移動させて電波干渉が軽減するか試してみてください。
- 接続状況に影響する可能性のある不要または未使用の電気・電子機器は、コンセントからプラグを外すか、有線イーサネット接続 (有線LAN接続) に切り替えてみてください。
- ルーターの多くは、電波が混雑しないように、自動的に設定になっています。お使いのルーターで本機能が有効になっていない場合は、有効化する方法について、取扱説明書を参照するか、ご利用のインターネットサービスプロバイダーに問い合わせてください。
- ほとんどのRingデバイスは、長距離通信を可能にする規格「2.4GHz帯」のwifi電波を使用するように設計されています。デバイスの種類によっては、帯域幅が広く高速通信を可能にする「5GHz帯」に対応しているものもあります。お使いのデバイスが「5GHz帯」に対応しており、電波が届く範囲内にある場合は、5GHz帯への切り替えを試してみてください。各Ringデバイスで使用できるwifiの種類 (周波数帯) については、をご覧ください。