Ringアプリのジオフェンス

この記事では、Ringジオフェンス機能に関するよくある質問について説明します。

ジオフェンスとは? 

ジオフェンスとは、特定の地理的なエリアを囲む仮想の境界線、または目に見えない境界線のことをいいます。Ringアプリでジオフェンスを設定すると、ジオフェンス外に出る際、モードを「不在」に設定するようRingアプリが通知1をしてくれます。 帰宅して再度ジオフェンス内に入ると、セキュリティカメラとドアベルからのアラートを、自動的にスヌーズに設定することができます。

Ringジオフェンスの設定を有効にする方法

Ringアプリで自宅にジオフェンスを設定するには、以下の手順を実行します。

  1. Ringアプリを開きます。iOSまたはAndroidデバイスでこの記事を閲覧している場合は、モバイルブラウザからしてください。
  2. 画面左上にある3本線をタップします。ジオフェンスを設定する位置情報が左上に表示されていることを確認します。 
  3. 設定
    をタップします。
  4. ジオフェンス
    をタップします。 
    • 以下の2つの画面で表示されている内容を確認してください。
    • ジオフェンスの対象エリアを確認します。表示されている円は、「帰宅」または「外出」を判断/検知するために越える必要のある境界線を表しています。 
  5. 特定の場所に初めてジオフェンスを設定する場合:  
    • Ringアプリでは、以前入力した住所をもとに最初のジオフェンスを設定しますが、地図上でより適切な場所に円をドラッグしてジオフェンスの対象エリアを調整することもできます。 
    • または、右下の矢印をタップして、モバイルデバイスの現在の位置情報を使用し、ジオフェンスの中心となる位置を定義することもできます。 
    • 注:
      地図上でジオフェンスの対象エリアを調整しても、その場所の住所設定には影響しません。
    • ジオフェンスが設定されているエリアを対象に、共有ユーザーがジオフェンス機能を利用する場合: ジオフェンスの対象エリアを変更することはできません。ジオフェンスの対象エリアを変更できるのは、Ringアカウントの所有者のみです。
  6. 確認
    をタップします。
  7. 自動スヌーズ
    は、ジオフェンス内に入った直後のユーザーの動きにより発生する、不要なアラートを減らすことを目的とする機能です。例 - 自分のRing Video Doorbellに近づいたときに、Ringモーションアラートの通知音がスマートフォンで鳴らないようにすることができます。
  8. ジオフェンス内に再度入ったときに、どのデバイスを対象に通知をスヌーズするかを選択します。
  9. スヌーズの長さを設定します。 
    • 注:
      ジオフェンス内に再度入った際に、互換性のあるRingデバイスがスヌーズ状態の場合、モバイルデバイスにアラートは送信されません。ただし、Ringプロテクトプランに登録している場合は記録が実行され、その他(スヌーズ機能なし)互換性のあるRingデバイスは引き続きアラートを送信します。
    • : Ring AlarmとRing Smart Lightingシステムの両方、またはどちらか一方のみを使用している場合、このオプションは設定手順に表示されません。
  10. 次へ
    をタップします。
  11. 警戒モード開始/解除リマインダー
    の設定により、ジオフェンスへ出入りする際、モードを変更するよう通知されます。
  12. ジオフェンス外に出る場合の警戒モード開始リマインダー、ジオフェンス内に入る場合の警戒モード解除リマインダー、または両方のリマインダーを有効にするかどうかを選択します。
  13. 警戒モード開始/解除リマインダーが送信されたときに再生される通知音を選択します。これにより、通知に気づきやすくなります。
  14. 次へ
    をタップします。
  15. 終了して保存
    をタップします。
  16. 次に、現在Ringアプリが画面に表示されていない場合(アプリが使用中でない場合)でも、スマートフォンの位置情報へのアクセス許可をRingアプリから求められます。これにより、Ringアプリは位置情報をiOSまたはAndroidから取得して、ジオフェンスへの出入りを検知することやスヌーズイベントの自動化、モード変更をリマインドすることができます。アプリの画面に表示される手順に従います。

ジオフェンスの利用に関する重要な注意事項

自動スヌーズを設定した場合:  ジオフェンス内に再度入る場合でも、自動スヌーズを設定してるRingデバイスに関連するモーションアラートは、スマートフォンまたはタブレットのRingアプリでは受信されなくなります。ただし、Ringプロテクトプランに登録している場合は、モーションイベントが記録されます。また、他のスマートフォンやタブレットでも、これらのイベントのモーションアラートを受信できます。自動スヌーズは、設定が有効になっているスマートフォンまたはタブレットのみを対象に機能します。

警戒モード開始/解除リマインダーを設定した場合:  自動スヌーズと同様に、これらのリマインダーは、設定したスマートフォンまたはタブレットのみを対象に機能します。所有者/管理者としてログインしているか、ジオフェンス対象エリアの共有ユーザーとしてログインしているかにかかわらず、他のスマートフォンやタブレットには、ジオフェンスへの出入りに関する警戒モード開始/解除リマインダーは送信されません。また、モードリマインダーは、その対象エリアでジオフェンス機能を利用する他のスマートフォンやタブレットの位置情報には影響されません。

位置情報へのアクセスを「常に」または「常に許可」に設定するとはどういう意味ですか?

このレベルのアクセス権を位置情報に付与することで、Ringアプリが画面に表示されていない場合(アプリが使用中でない場合)であっても、モバイルデバイスがジオフェンスの境界線を越えると、Ringアプリから通知されるようになります。 

スマートフォンに、Ringがバックグラウンドで位置情報を使用していると表示されます。これはどういう意味ですか?

ジオフェンス機能が有効の状態で、「常に」または「常に許可」の位置情報アクセス権が付与されている場合、Ringアプリはモバイルデバイスから提供された位置情報を使用して、定義したジオフェンスにモバイルデバイスが出入りしたかを検知し、お客様が指定した環境設定に従います。一般的に、Ringアプリで位置情報へのアクセス許可が「常に」または「常に許可」に設定されている場合、モバイルデバイスは、ジオフェンスに関連しない位置情報(定義されたジオフェンスから離れた場所にいる場合など)のアップデートをRingアプリに提供することがありますが、データはRingアプリによって削除され、ジオフェンス機能によりアクションは実行されません。

Ringアプリがモバイルデバイスの位置情報にアクセスできないようにするには、Ringアプリの位置情報設定を無効にします。iOSでは、「設定」 > 「Ring」 > 「位置情報」の順に進み、「許可しない」に変更します。Androidでは、モデルに応じて設定が異なりますが、「設定」 > 「アプリ」 > 「Ring」 > 「権限」 > 「位置情報」 > 「拒否」の流れで選択することができます。また、位置情報アクセスの許可エラーの発生を防ぐために、ジオフェンス機能を無効にすることをお勧めします。

ジオフェンスが有効の場合、自分のモバイルデバイスの位置情報が他のRingユーザーに知られることはありますか?

いいえ。 

Ringデバイスがスヌーズ状態の場合、Ringデバイスはモーションを検知して、ビデオ録画を実行しますか?

はい。Ringカメラのスヌーズを手動で有効にすることと同様に、デバイスは通常どおり録画を実行し続けます。Ringプロテクトプランに登録している場合、Ringアプリで録画したビデオを後で確認することができます。iOSまたはAndroidデバイスのRingアプリでジオフェンスと自動スヌーズを有効にした場合、スヌーズ中はモーションアラートを受信しないようになります。

ジオフェンスを設定した後、iOSまたはAndroidの設定で、Ringの位置情報へのアクセスを「常に」または「常に許可」から他の設定に変更した場合はどうなりますか?

ジオフェンス内に入るまたはジオフェンス外に出ると、iOSまたはAndroidオペレーティングシステムからRingアプリにアラートが送信されなくなります。その結果、ジオフェンス内に入ったとしても、選択したRingデバイスが自動的にスヌーズ状態にならないため、モード変更の通知がされなくなります。その場所に定義されているジオフェンスの他のユーザーは影響を受けません。

Ringアプリを開くと、適切な位置情報の共有設定を再度有効にするため、リンクが記載されたアラートが表示されます。位置情報の共有をオフにして、このアラートが表示されないようにするには、

アラートを自動的にスヌーズすること、モードの自動変更を通知すること以外に、ジオフェンス機能が実行することはありますか?

いいえ。

共有ユーザーはジオフェンスの設定を変更できますか?

共有ユーザーは、他のユーザーのジオフェンス設定を確認したり、アクセスしたりすることはできません。ただし、共有ユーザーは、自分のiOSまたはAndroidデバイスを対象にジオフェンスを設定することで、自動スヌーズとモードリマインダーを有効にできます。この場合、RingアプリまたはそれぞれのiOS/Androidデバイスでジオフェンスを利用している他のユーザー(所有者または共有ユーザーを含む)には影響しません。

所有者と同じ場所にいる共有ユーザーはジオフェンスをどのように利用できますか?

所有者がRingアプリでジオフェンスを設定すると、共有ユーザーはその対象エリア内でジオフェンス機能を有効にできます。

あるユーザーがジオフェンスへ出入りしたとしても、別のユーザーに通知したり、アプリの使用には影響しません。同様に、あるユーザーがRingアプリで対象エリアに対してジオフェンスを無効にした場合も、他のデバイスやユーザーには影響しません。

共有ユーザーの詳細については、こちらをクリックしてください

ジオフェンスの対象エリアを変更する方法を教えてください。

デバイスの所有者がジオフェンスの対象エリアを設定後、そのエリアを調整/変更することができます。「ジオフェンス設定」で、地図をタップします。次に、地図上でジオフェンスを設定したいエリアを変更して、「保存」をタップします。

この設定は、現在、ジオフェンスが設定されているエリアを対象にジオフェンス機能を利用しているすべてのiOSとAndroidデバイスに適用されます。

「ジオフェンスを無効にする」とはどういう意味ですか?どこで設定できますか?

ジオフェンスの無効化は、ジオフェンスが無効に設定された特定のiOSまたはAndroidデバイスにのみ適用されます。ジオフェンスの対象エリアには影響しません。あるスマートフォンまたはタブレットでジオフェンスを無効にしても、所有者や他の共有ユーザー、ジオフェンスが有効に設定されている各ユーザーのiOS/Androidデバイス、または独自にカスタマイズしたジオフェンスの設定には影響しません。

ある場所のジオフェンスを無効にする方法: 

  1. Ringアプリを開きます。
  2. 左上の3本線をタップして、ジオフェンスを設定する位置情報が左上に表示されていることを確認します。(ジオフェンスの設定は、「すべてのカメラ」ビューからは変更できません。)
  3. 設定
    をタップします。
  4. ジオフェンス
    をタップします。
  5. ジオフェンスを無効にする
    をタップします
  6. ジオフェンスをオフにする
    をタップします

ジオフェンスで問題が発生していますか?解決策については、こちらをクリックしてください。

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Ringアプリで「モード」機能を使用するには、Ringプロテクトプランへの登録が必要です。
2か月前に更新