Ring Video Doorbell 4でモーション検知を利用する
調整可能なモーション検知ゾーン
モーション検知エリアを使用することで、定義された特定のエリア内のモーションのみを検知し、エリア外のモーションを検知対象外にすることができます。そのため、Ringデバイスで特定のエリアを効果的に見守りできるだけでなく、「誤検知」モーションアラートを最小限に抑えることも期待できます(周囲を走行している車など)。
この記事では、Ring Video Doorbell 4でモーション検知ゾーンを設定する方法と、効果的な利用に役立つ情報を紹介します。
Ring Video Doorbell 4のモーション検知ゾーンを設定する
Ring Video Doorbell 4でモーション検知ゾーンを設定するには、次の手順に従います。
- Ringアプリを開きます。
- 左上の3本の線をタップします。
- デバイスをタップします
- お使いのRing Video Doorbell 4を選択します。
- モーションの設定をタップします。
- モーション検知エリアをタップします。
- Ringアプリでは、モーション検知ゾーンの最適化を手順を追って説明します。
注: スライダーを使用してモーション検知エリアを調整する場合、交通量の多い道路や人通りの多い歩道と青いエリアが重複しないように注意してください。
モーション検知ゾーンを効率的に活用するためのポイント
**狭域エリア機能を使用する:**狭域エリア機能を使用すると、カメラから前方1.5~4.5mの範囲、水平方向へモーション検知エリアを設定することができます。そのため、車の動きにより発生するモーションアラートを減らしながら、広いエリアを検知ゾーンに設定することができます。
往来の多いエリアを探す: モーション検知エリアを調整する際、交通量の多い道路や人通りの多い歩道など、往来の多いエリアに注意してください。 Ringデバイスから不要なモーションアラートを頻繁に受信する場合は、これらのエリアが含まれないようにモーション検知エリアを調整する必要があります。
Ringアプリ「モーション設定」の便利機能「モーション検知エリア」の他に、モーションアラートの受信頻度の調整に役立つ機能を2つ紹介します。
- 「モーション検知スケジュール」が有効な場合、「モーションアラート」を有効にすることはできません。「モーション検知スケジュール」を有効に設定すると、「モーションアラート」は無効になります。再び「モーションアラート」を有効にするには、「モーション検知スケジュール」を無効にする必要があります。
- この機能は、アラートの受信のみに影響します。「モーション検知スケジュール」を設定すると、指定した時間帯にアラートを受信しなくなります。ただし、イベントは引き続きRingデバイスにより記録されます。
- モーション検知スケジュール:「モーション検知スケジュール」でアラートを無効にする時間帯を指定し、モーション検知エリア内で定期的に発生する不要なアラート通知を減らすことができます。 たとえば、火曜日の午前7:30~午前7:45の時間帯にゴミの収集が行われ、定期的に誤検知が発生する場合、モーション検知スケジュールを設定し、その時間帯のモーションアラートを無効にすることができます(イベントはデバイスにより記録されます)。
- モーション検知の頻度:「モーション検知の頻度」を設定し、モーション検知プロトコルを調整することで、重要度の高いアラート通知とバッテリー駆動時間の最適化を実現することができます。 Ringのスマートアラートアルゴリズムは、Ringデバイス内で実行される内部プログラムです。検知したモーションのトラフィックパターン(検知エリアへの侵入パターンなど)を解析し、繰り返し検知されるパターンを記憶します。記憶したパターンを検知すると、一定時間デバイスを「スリープ」させ、同じ要因で検知されるモーションアラートの発生件数を削減します。同じパターンのモーションを繰り返し検知すると、モーションアラートが発生する間隔も長くなります。選択できるオプションは次の3つです。
- 頻繁:Ringデバイスは、すべてのモーションイベントをキャプチャーします。 このオプションでは、バッテリーの消費が早くなります。
- 標準:キャプチャーとモーション検知の通知頻度がやや低くなります。 このオプションでは、バッテリー消費が標準的になります。最適なオプションがわからない場合は、こちらを選択することをお勧めします。
- ライト:キャプチャーとモーション検知の通知頻度がさらに低くなります。 このオプションでは、バッテリーの消費を抑えることができます。
「モーション検知の頻度」の詳細については、こちらをクリックしてください。