Ring Video Doorbell 4を適切に設置する際の考慮すべきポイント

Ring Video Doorbell 4の適切な設置場所は、庭のレイアウト、玄関から道路までの距離、Ring Doorbellの視野内の物体、玄関ドアの高さや形状など、さまざまな要因によって異なります。この記事では、Ring Video Doorbell 4の配置場所を決定する上で重要となる要素を説明します。

Doorbellがモーションを検知する2つの方法

Ring Doorbell 4は、2つの方法でモーションを検知します。1つ目は、視野角の広いRing Doorbellのカメラで、周囲をより広範囲に検知する方法です (下の画像を参照してください)。

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間違いやすい取り付け方として、訪問者の顔がしっかりと確認できる位置に設置しようと、Ring Doorbellを高めに取り付けてしまう例が挙げられます。しかし、上の画像に示すように、Ring Doorbellが正しい高さ(地上約1.2m)に取り付けられていれば、訪問者の顔をはっきりと確認することができます。

Ring Doorbellがモーションを検知する2つ目の方法は、PIR(受動型赤外線)モーションセンサーによるものです。これは、検知ゾーン内で熱を発する物体を確認し、対象物の動きを検知する熱(人感)センサーの仕組みを利用しています。人の体温は周囲温度よりも高いため、人が検知エリアに入ると温度の測定値が変化します。モーションセンサーは、この変化を「動き」として認識し、アラートを送信します。また、モーションセンサーは、特定のエリアを対象に検知感度を高め、検知を行います。(下の画像を参照してください)。

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Ring Video Doorbellのモーションセンサーは、水平方向に最大180度、デバイスが取り付けられている玄関ドアから1.5~9mの範囲で、モーションを検知するように設計されています。さらに、垂直方向よりも水平方向の動きに対する検知感度が高くなっています。Ringドアベルを取り付ける位置が高すぎると、訪問者の体温ではなく、周囲を走行する車から発せられる熱に反応する可能性が高くなります。

また、Ring Video Doorbell 4の「モーション検知ゾーン」機能を利用し、特定のエリアを定義することで、より正確に人の動きを検知することができます。

Ring Video Doorbell 4の角度を調整する必要がある場合は、Wedge KitまたはCorner Kitを使用することをお勧めします。

10か月前に更新