低温環境とバッテリー式Ringカメラ
多くの地域では、冬は寒く、雨、みぞれ、雪が降り、ときには極端に気温が低下します。その結果、Ringデバイスの性能が寒さの影響を受ける場合があります。この記事では、デバイスが受ける影響の種類と対処法をいくつかご紹介します。
バッテリー持続時間と寒さの関係
Ringデバイスで使用しているようなリチウムイオンバッテリーは、極端に寒い天候に大きく影響を受けてしまいます。気温が下がるにつれて、このタイプのバッテリーは充電を維持することが困難になり、極度の低温下では動作が停止してしまいます。その結果、気温によってはRingデバイスのバッテリー残量が予想よりも早く減り、より頻繁な再充電が必要になる場合があります。
電源直結式のドアベルのように、別の電源に接続されているかなども、Ringのバッテリー持続時間に関わるもう1つの重要な要素です。Ringのバッテリー式デバイスは、外部電源ではなく、バッテリーで動作します。外部電源はバッテリーの充電に使用され、デバイスに直接電力を供給することはできません。気温が0度を下回るとバッテリーが外部電源からの充電を受け付けなくなるため、充電切れになるおそれがあります。
バッテリーに影響する気温の目安
以下、寒い冬の時期にバッテリーに関して注意すべき主な気温を示します。
- 3°C:バッテリーの充電の減りが早くなり、充電回数が増えることがあります。
- 0°C:バッテリーが充電できなくなることがあります。 有線接続であっても、バッテリーを充電できない場合があります。
- -20.5°C:バッテリーは、気温が上がるまで完全に動作を停止することがあります。
デバイスが低温になった場合の対処法
- デバイス本体を屋内に持ち込む: 寒い冬の時期にデバイスのバッテリー残量がなくなった場合は、デバイス本体を屋内に持ち込み、付属のオレンジ色のmicro-USBケーブルでバッテリーを充電します。これにより、バッテリーを充電しながらデバイスの温度を上げることができます。
- バッテリーを100%充電する: バッテリーを充電してデバイスを取り付け直す際は、バッテリーが100%まで完全に充電されたことを確認してください。気温が暖かいときに比べると効率的に動作することはありませんが、バッテリーを100%にすることで、デバイスを少しでも長く使えるようになります。
- バッテリー残量と気温を確認する: 気温が上記に示したあたりを推移している場合、バッテリーの充電に問題が生じる可能性があります。そのため、気温が低い時期は定期的にバッテリー残量をチェックし、デバイスが正常に動作していることを確認することが重要です。
非常に寒い/暑い日にバッテリーを充電しようとしましたが、充電できませんでした。なぜですか?
バッテリーが熱くなりすぎる/冷えすぎると、バッテリーの損傷を防ぐためにソフトウェアがバッテリーの充電を停止します。バッテリーを屋内に持ち込み、室温まで戻してからバッテリーを再充電してください。
バッテリー持続時間の詳細については、こちらをクリックしてください。
8か月前に更新