レチナルチューニングを使用する
レチナルチューニングは、AIを活用して、Ringアプリ上のライブ映像や録画ビデオ1の画質を最適化する機能です。高度なモデルを使用しているため、画面のノイズを低減し、画像の鮮明さを向上させることができます。
この機能は、Ring Home Standard または Premium のサブスクリプション登録が必要です。
本機能は、すべてのRingドアベル/カメラでご利用いただけます。
レチナルチューニングでできること
レチナルチューニングはバックグラウンドで動作し、以下のように撮影映像を向上させます。
- ざらつきやノイズを低減- ブロック状のノイズやピクセル化など、圧縮時の問題を解消します
- 鮮明さと色彩を向上- 細部をより鮮明に、色をより鮮やかに表現します
- 露出補正を自動的に最適化- デバイスの設置場所に応じて最適な設定を学習します (4K対応デバイスのみ)
- 状況に合わせて優先補正- 映像内の重要なエリアを特定し、対象箇所を重点的に補正します (4K対応デバイスのみ)
本機能は、撮影された映像を常時解析し、光量が少ない環境でも鮮明で見やすい最適な画質を提供します。
AIによる補正や画質最適化は、最新のモバイル端末やOSを使用することでより最も顕著に現れますので、 Ringアプリとモバイル端末を最新バージョンに更新しておくことをおすすめします 。
レチナルチューニングを有効にする
レチナルチューニングは、以下の2つの方法で有効にできます。
デバイスのセットアップ時に有効にする場合:
- 通常の手順でデバイスをセットアップします。
- 画面にメッセージが表示されたら、レチナルチューニングを有効にします。
- ご希望の設定を選択します。
Ringアプリメニューの「AI機能」から有効にする場合:
Ringアプリを開き、メインダッシュボードに移動します。
メニュー (☰)をタップします。
- AI機能をタップします。
- 画面にメッセージが表示されたら、内容を確認してAI機能の使用に同意します。
- レチナルチューニングをオンにします。
- デバイスを管理をタップし、デバイスごとにレチナルチューニングのオン/オフを切り替えます。
機能モード
レチナルチューニングには、以下の3つのモードがあります。
- オフ- 機能が無効になっています
- アクティブ- 現在の設定に基づいて映像を最適化します
- 学習中- システムが最大2週間かけて映像内の環境や照明条件を解析し、性能を最適化します (4K対応デバイスのみ)
トラブルシューティング
改善が見られない場合は、以下の手順をお試しください。
- お使いのデバイスの設定で、レチナルチューニングが有効になっているか確認します。
- 異なる照明条件で映像を確認してみます。
- 機能をオン/オフを切り替えて映像を比較します。
- 細部を拡大表示して補正効果を確認します (最大拡大倍率: 4K対応デバイスは40倍、 4K非対応デバイスは24倍)。
- インターネット接続が安定しているか確認します。
4K対応デバイスでレチナルチューニングを最大限に活用する
4K対応デバイスでカメラの性能を最適化するには、最大2週間の学習期間が必要です。その期間中、システムが設置場所における映像内のパターンを解析し、最も重要なエリアを対象に画質を自動調整します。
補正機能はバックグラウンドで継続的に動作するため、一度有効にすれば手動で設定を変更する必要はありません。
1日前に更新
