Ring Inをセットアップする方法 (建物管理者向け)
Amazon Key Property Management Portal(プロパティマネジメントポータル)上で建物/敷地のRing Inをセットアップする方法を説明します。本記事は建物管理者の方向けの内容です。
参考用語
建物/敷地: 1つまたは複数の場所で構成される単一のロケーション。
場所: それぞれに専用のエントランスが設けられている、敷地内の建物、集合住宅、エリア。
エントランス: 場所/建物/敷地へのアクセスを管理・規制するドアまたはゲート。
キー: 建物関係者や居住者がRing Inで特定のエントランスにアクセスする際に使用できるバーチャルキー。
ユーザー: 割り当てられたキーを使用して、建物/敷地のRing In対応エントランスにアクセスできるすべての人 (居住者や建物関係者など)。
Amazon Key Property Management Portal(プロパティマネジメントポータル)へのログイン
Ring In Customer Success Rep(カスタマーサクセス担当)に提供したEメールアドレスを使用して、Amazon Key Property Management Portal(プロパティマネジメントポータル)にログインします。
注: このEメールアドレスは、Amazon.co.jpにも登録されている必要があります。未登録の場合は、ポータルのログインページでAmazonアカウントを作成をクリックして、新しいアカウントを作成してください。
ポータルにログイン後、Property Management Portal(プロパティマネジメントポータル)に移動をクリックしてください。
Ring Inをセットアップする
Ring Inが設置されている建物/敷地は、ポータルのホームページで確認することができます。Ring Inをセットアップする建物/敷地を選択して、以下の手順に従ってください。
ステップ1: キーを作成する/デフォルトキーを使用する
選択した建物/敷地にRing-In対応のエントランスが1つしかない場合は、新しいキーを作成する必要はありません。すでに管理者向けに作成されているオールアクセスキーをそのまま使用でき、各居住者にもこのキーを割り当てることができます。ステップ2: 居住者を追加してキーを割り当てるに進んでください。
建物/敷地にRing-In対応のエントランスが複数ある場合は、各エントランスに対応するキーを新しく作成できます。
新しいキーを作成する方法:
- キータブに移動します。
- 作成をクリックします。
- キー名を入力し、そのキーの説明を入力します。
- このキーで解錠できるようにするエントランスを選択します。
- 選択したエントランスの中に「Ring Inパネル」が設置されているものがある場合は、居住者がゲスト (家族や友人などの) とアクセス権を共有できるように対象のエントランスを選択することができます。エントランスを共有不可にしたい場合は、エントランスを選択しないでください。
- 注: 居住者がゲストとエントランスを共有すると、そのゲストは自身のRingアプリを使用して対象のエントランスを解錠できます。ゲストがエントランスを解錠できるスケジュール (アクセス可能時間の制限) は管理者が指定できます。
- 次へをクリックします。ユーザーにアクセスの共有を許可というポップアップウィンドウが表示される場合、建物/敷地へのアクセス権をゲストと共有することが居住者に対して許可されていない状態です。
- 共有エントランスにゲストがアクセスできるスケジュールを作成するには、スケジュールを作成をクリックします。
注: エントランスごとに最大3つの異なるスケジュールを設定できます。新しいスケジュールを作成する際は、スケジュールを作成をクリックしてください。このアクセススケジュールは、居住者ではなく、居住者のゲストにのみ適用されます。アクセススケジュールを設定したら、次へをクリックしてすべての情報を確認します。次にキーを作成をクリックします。
追加された新しいキーは、「キー」タブに表示されます。キーに変更を加えるには、対象のキーを選択し、変更、編集の順にクリックします。キーを削除するには、対象のキーを選択し、変更、削除の順にクリックします。
ステップ2: 居住者を追加してキーを割り当てる
ポータルで必要なバーチャルキーを作成したら、ポータルに居住者の情報を追加し、各居住者にキーを割り当てる必要があります。各入居者には最低1つのキーを割り当ててください。重要: 手順を進める前に、すべての居住者のEメールアドレス、部屋番号、退去日の情報を事前に把握・取得してください。
すべての居住者や関係者を一括でポータルに追加する方法:
- 場所タブに移動して、ユーザーを追加する場所 (建物)を選択します。
- テンプレートをダウンロードをクリックします。CSVファイルがお使いのコンピューターに自動的にダウンロードされます。
- そのファイルを開いて、この場所に追加する居住者のEメールアドレス、部屋番号、有効期限 (退去日) を追加します。
- 注:建物関係者を追加する場合は、resident_aptnumber(部屋番号またはアパート番号)の入力欄に「該当なし」と入力してください。
- 建物関係者をこのポータルに追加する際に有効期限が不明な場合は、そのユーザー情報をアップロードした日から2年以内の日付を入力してください。
- お使いのコンピューターにファイルを保存します。
- CSVをアップロードをクリックして、そのリストをポータルにアップロードします。
- ファイルを選択をクリックして、コンピューターに保存したファイルを選択します。
- アップロードをクリックして、ファイルをポータルにアップロードします。
- 建物/敷地にある別の場所を対象にリストをアップロードするには、手順1~6を繰り返します。
追加した居住者や関係者にキーを割り当てる方法:
- キータブに移動して、ユーザーに追加するキーを選択します。次に割り当てをクリックします。
- 「ユーザーを絞り込む」バーをクリックします。
- 場所をクリックして対象の場所を選択します。
- Eメールアドレスの横にある最上部のチェックボックスを選択して、対象の場所に追加されているすべてのユーザーにキーを割り当てるか、または個別にEメールアドレスを選択して特定のユーザーにキーを割り当てます。
- 注:選択した各Eメールアドレスのユーザーには、同じキーが割り当てられます。
- 割り当てをクリックします。
注: ユーザーの詳細情報の更新や割り当てるキーの変更はいつでも行えます。ユーザータブに移動し、リストからユーザー名を選択して編集をクリックしてください。
これで、Amazon Key Property Management Portal(プロパティマネジメントポータル)でのRing Inのセットアップは完了です。セットアップ完了後、居住者にはRingからEメールが送信され、モバイル端末でRing Inをセットアップ方法と使用開始の方法が案内されます。
ご不明な点やご質問がありましたら、Ring Inカスタマーサポートまでお問い合わせください。
重要: 建物/敷地へのアクセス権が必要なくなったユーザーの情報は、Amazon Key Property Management Portal(プロパティマネジメントポータル)から削除してください。
Ring Inのセットアップが完了すると、建物への新規の居住者をポータルに追加できるようになります。
居住者やスタッフを1人ずつ追加してキーを割り当てる方法:
- ユーザータブに移動します。
- 追加をクリックします。
- 新規ユーザーを追加というポップアップウィンドウが表示されたら、新しいユーザーの詳細情報を入力します。
- Eメールの入力欄に、ユーザーのEメールアドレスを入力します。
- 場所の入力欄で、どの場所へのアクセス権をユーザーに付与するかをドロップダウンメニューから選択します。
- ユニット番号の入力欄に、ユーザーの部屋番号を入力します。建物関係者を追加する場合は、この入力欄に「該当なし」と入力します。
- 有効期限の入力欄に、居住者のリース終了日を入力します。
- 注:建物関係者を追加する場合は、その情報をアップロードした日から2年以内の日付を入力します。
- キーの入力欄で、ユーザーに割り当てるキーを選択します。
- ユーザーを追加をクリックして、ユーザーをキーに追加します。